つま先から

特にありません。

こたえのない

映画観てきました。2本観ました。

友罪

これはね~、よく言う「考えさせられる」映画でしたね。「考えさせられる」じゃねえよ!その考えを言えよ!って以前ツイッターで話題(?)になってて、まあ便利でよく使うけど確かになあ(笑)って思った記憶があります。

最近はSNSなんかで記者気取りの人だいぶ多いですけど、たとえば犯罪者だとして、その人の生きる権利を奪う権利っていうのは一体誰にあるんだろう、と思いました。

私は、この映画のもととなった事件の犯人と犯行はやっぱり許せないですし、できたら身近にはいないで欲しいですけど、この事件に関わらず、本当に反省して人生をやり直そうとしているのならば、それは邪魔できないんじゃないかと思いました。

でも周囲の人間にも、安心して暮らしたい気持ちはあるし、それを守る権利があると思うので、非常に難しいなあと。

それで答えのない映画だなと思ったわけです。

この映画のように、もし友達が過去に犯罪を犯していたとしたら。今まで通り接することってできない気がしますね。

友達なのに情報を売ってしまって、謝るんですけど微笑みながら許すのは、もうそういう状況に慣れているからでしょうね。ずっとそうだったんだろうなと。

身近にはいないでほしい、ってすごく勝手ですよね。

 

恋は雨上がりのように

漫画の実写化ってことで全く期待してなかったんですが、とても良かったです。

「好きだ!」っていう真っ直ぐな気持ちで始まるものってあって、店長は小説、あきらは走ること。それがだんだん「好きだ!」って気持ちがおざなりになってきて。

ファミレスの店長になって年を取って、最初の情熱は減ってしまって。あきらは怪我で陸上から距離を取って。それに二人がお互いを通して向き合っていくのが良かったです。「ただ好きなだけだったんだ!」って思い出していく感じが良かったです。

生きていれば色々なことに色々な理由や言い訳をつけて置いていってしまうけど、そういう置いてきたものを思い出しました。

ちょっと泣きました。

演出的にクサいところもあったけど、人生疲れた人には響くんじゃないでしょうか。みんなするでしょ、挫折。生きてりゃあるでしょ。

恋愛要素って感じじゃなかったけど、それが心地良かったです。

あと小松菜奈ちゃんはちゃめちゃに可愛い。信じられない。ビジュアル1000点満点。顔が最高に好き。

 

「良かった」「思った」ばっかりの文末。文章ってむずいわ。倒置法とか使えばいいのかな。倒置法しか出てこない時点で底が知れますよね。

次はあれ観ます。