野球
観ました。
事前知識として、差別だとか排斥だとか暗いほうのイメージがあったのですが
野球のシーンとか、日本人の中でのやりとりだとか
コミカルに描かれている部分もたくさんあって面白かったです。
差別や不当な言いがかりに屈せず、
野球という希望で自分の生活と周囲を明るくしていった。
とても強くてかっこいいなと思いました。
妻夫木くんは不器用で真っ直ぐ、みたいな役が多いですね。
『ジャッジ!』みたいな役も嫌いじゃなかったけど笑
昔ドラマかなんかで観たエロい役もそろそろ見たいところ。
勝地くんもああいう役多いし、似合うね。
グループに実際ああいう人がいるとたまにハラハラするんだけど
場が明るくなったり盛り上がったりするから、憎めない感じね。
そして特に良かったのが亀梨くん!
あの役とっても良かったよ~!
妻夫木くんの野球にフフッて笑ったり、カナダ人にぶつかっていったり、
「野球なんてなんになるんだ?」って言っててあれですよ。
みんながほっとけない、そんな役をお見事でした。
亀ちゃんファン、たまらなかっただろうな~と思いました。
池松くんの末っ子感も良かったです。
切ない場面もあった。
戦争って結局、一番の被害者は市民だよなぁって思います。
野球を通して分かり合えた関係とか、
移民だとか関係なく接してくれていた人たちとの間を
簡単に引き裂いてしまうのが悲しかったです。
日本に帰ったとしても移住が原因で差別されたりするってことも、
なんだかなぁって思いました。
差別は浅はかだなあと思うのです。
知らないから起こることだと思ってる。
国民性はある。国によって違いは絶対にある。
でもどこの国でも良い人も悪い人もいる。
国にかかわらず、いち個人として、人対人の付き合いが
わたしはできたらいいなと思う。