Flying Circus

2014年11月22日(土)　晴れ
ストレイテナー
Swimming City Flying Circus TOUR@広島クラブクアトロ
17：00開場　18：00開演

チケットずっと売ってたけど、当日には売り切れてた。
1曲目のイントロで悲鳴のような歓声。
2曲目、3曲目と進むなか、これは攻めのセットリストだと確信。
3曲目のイントロではさすがにわたしも叫びました。
まさか聴けるとは思わなかった。

みんなの感動と興奮と熱気のなか8曲目が終わるとMC。
ゆるっとしたMCに、
「せっかく緊張感もって8曲やったのに、一気にゆるんじゃった～」
とシンペイくん笑

中盤のMCでは、今年2回目のワンマンだって話から、
でも途中学祭とかあった、でも学祭は1時間だから、そっか、というやり取り。
ホリエさん「(学祭や対バンでも)ずっとこういうMCしてたら、こないだ怒られたからね(笑)」
シンペイくん「若手見習えってね。」
ひなっち「ドロスとかすごいよね！」
OJ「(あおる動きのマネ)」
ホリエさん「あいつら本気でお前ら潰しにかかってんだぞ！って」
(゜Д゜)ああっ...←ホリエさん

あんまりにもゆるかったせいか、
OJ「なにここ、楽屋？」
シンペイくん「そうだよ？知らなかった？白い線のこっからこっち楽屋だよ？」
はがす？はがす？とか言ってたｗ

お客さんがやいのやいの言っても、
シンペイくん「俺、イヤモニつけたら一切なにも聞こえてないから！」
ホリエさん「マイクないとね(笑)」
ひなっち「じゃあ、俺の声はシンペイに届いてるんだね…。」
シンペイくん「届いてるよ」
ひなっち「愛してるよ♡」
お客さん「ふう～！」
ホリエさん「...なにこのバンド。」
OJ「俺もずっと思ってた(´ω｀)」

ずっと曲の演奏中は格好いいのに、MCがひたすら面白かった。
怒られてもあのままがいいです笑

もろもろは続きに書きます。
ネタバレします。

 
とにかく4人の勢いとパワーがすごくて、
わたしの位置からシンペイくんは見えにくかったけど、
背伸びしてやっと見えるひなっちは、
首とれる勢いでベース弾いてた。
本当に楽しそうに、お客さんのほうに笑顔でガンガンのベース。
曲の最中にCDにはないソロがあって、そのベースがとにかく格好良かった。
ホリエさんも、時々足でリズムとりながら踊ってたり、歌わないときもゆらゆら踊ってた。
声の色気が増して、"SIX DAY WONDER"とか"TENDER"の魅力が増してる。
OJも全身でギター弾いてる！
こないだOJがツイートしてて、やっとダイナミックとか言われるようになったって言ってたやつ、
本当に、今まで精巧な細やかな「技」みたいなギターだって思ってたけど、
全身全霊をギターにぶつけるような演奏だった。
もちろん細やかな部分もありつつ。

去年のベストツアーと夏フェスと今回のツアーで
かなりストレイテナーを堪能いたしました。
それぐらいたくさんの曲をやってくれました。

"The Novemberist"
わ～久しぶりだ～、あ～よみがえるわ～うわ～とか思ってたら、
"泳ぐ鳥"
これ、結構ライブで聴くけど毎回格好良くて一気に気持ちもってかれる。
『TITLE』で聴いてた頃とだいぶ印象変わりました。
"MAGIC WORDS"
これ！本当に叫んだ！しばらく叫んだ。
ずっと聴きたかったけど、この曲はもう聴けないのかな～って思ってた。
ここから一気に記憶が曖昧です。
やった曲は覚えてるけど順番がぐちゃぐちゃになって頭の中にある。

"MEMORIES""Black Hole""VANDALISM"
ここの流れも、やられました。
こういうことしてくるよね～テナーは。

ホリエさん「アルバムのレコーディングしてて、一緒にクラムボンのトリビュートも
レコーディングしてたんですけど、それ今日はやらないけど、」
客「えー！」
ホリエさん「クラムボンということで、クラムボン・インザエアー」

新しいアルバムからは予想通りの曲をやりました。
"Asshole New World""彩雲""Wonderfornia"
"彩雲"がさ、ライブで聴くと本当に良いの。

"シンクロ"
これは少し意外でした。
CDより断然ライブで映える曲。
"SIX DAY WONDER"
これもフェスでもワンマンでもよくやるけど、改めて曲が良い。

ホリエさん「歌ってて気持ちよくなって、"SIX～"とかずっとやってる感覚になった。」
ひなっち「ずっとやってたよ。」
シンペイくん「30分"SIX～"もう8時くらい？6回やったよ。」
ひなっち「あの繰り返すとこが難しいんだよね。いかにあっくんに気付かれずにやるか。
気持ちよく歌ってもらうか。シンペイとアイコンタクトして、工夫しました。」

最後の怒涛のたたみかけに、クアトロで初めて軽い酸欠になった。
"瞬きをしない猫"
ストレイテナーの中で1位くらいに好きな曲だから嬉しかった。
"From Noon Till Dawn"
イントロでホリエさんが曲名叫ぶやつ、後ろらへんの男の人も一緒に叫んでて、
心の中でニヤッとしました。

テナーのライブでは、合唱も手拍子も歓声も全て高揚させる要素になる。
騒ごうっていう気持ちではなく、テナーが好きな気持ちが伝わってくるから。
好きだ～！って気持ちが爆発する。…青春か。気持ち悪いね笑

アンコールで"TENDER""Discography"
書いててもすごいセットリストだ。

シンペイくん「今年2回目のワンマンです。なんの縛りもないのは3年振りとか？」
ホリエさん「そう。去年のベストのツアーは、10周年だし"ROCKSTEADY"やんなきゃとかあったけど
本当に自由になんの縛りもなく、やりたい曲を選びました。」

中国地方には結構来てんだよねって話から
ホリエさん「ワイルドバンチだ」
シンペイくん「山口だから。一緒にすんなって思ってるよ。博多にはよく来るんですけどね～って
長崎からむっちゃ遠いからね！」
ホリエさん「この間長崎帰ったとき、新幹線、新幹線じゃねぇや、通ってねえ、
博多から(長崎から？)電車で行ったらまあ遠いよね。」
ホリエさん「あとめっちゃ揺れる。山陰に行く電車もめっちゃ揺れるんだよね。」
ひなっち「モンハンができない。あと乗客の顔見ちゃう(笑)」
ホリエさん「(笑)もう振り落とそうとしてんじゃないかくらい揺れるよね。」

最初のMCで
ホリエさん「初日で、タオルが新品だから全然汗吸い取らない。」
シンペイくん「ツアーいくらやっても、ストレイテナーのスタッフはそこらへん新鮮だよね。」
ホリエさん「一回洗っといてほしかった。」
シンペイくん「夏フェスとかいっこ前のツアーのタオルとか使ってるよ。
もうそこそこ使い古して、においとかとれなくなってくる。におい菌が。」
ホリエさん「あの死なないやつね。」

一回洗っといてほしかったって言った表情が本当にムムッて顔してた。
「あの死なないやつ」って言葉がツボでした。

アンコールで出てきたとき、ずっとひなっちとシンペイくんのやりとり聞きながら、
ギターぺんぺんぺんって軽く鳴らしながらずっと微笑んでたホリエさん。

MC以上です。

激しい曲のときストロボみたいな照明になるの、あれズルいよね。
ホリエさんの独特なギターの構えと弾き方に映えるしね…。
ストレイテナーの大ファンは大満足な一夜なのでした。
初日がどうとか、もう関係ないんだろうなぁ。
ストレイテナーの攻めの姿勢が大好きです。
場所も雰囲気も関係なく、いつもストレイテナーなの、すごいと思うんですけど。
このバンドの力、どうなってるんでしょう。
10年近く好きでも、底知れぬバンドです。

会場からゾロゾロと出ていくとき、色んな人の感想の声聞こえてくるの、
あの声に耳をかたむけるのが好きです。

あとシンペイくんの毎回のような最後のアツい言葉好きです。
「こんなにたくさんの人が来てくれて、愛が届いて、嬉しいです。
もし納得のいってない一人がいたら、その人も次は絶対満足させます！」
ニュアンスで、このようなことを言っていました。
本気で言ってるって伝わるから、自分一人の言葉として届かないとしても、
うおー！いえー！って感じで、返しちゃうよね笑
かたまりとして届いてくれたら嬉しいから。

そんな人いないぜー！うおー！とか思ったけど、まあいますよね。
イマイチだったよ～聴きたい曲やらなかったって声もあったけど、好みはそれぞれ。
わたしは前回のツアーで聴けた曲もあるし、
その人がこのツアーしか来てなかったら、仕方ないよね。
また次回来ようぜ！って声かけたいくらいでした笑
あと、おのおの「○○が聴きたかったー！」「○○やらんかったねー」ってのを聞きながら
ふむふむと思っていたのでした。結構面白いです。色々な意見。

すごい長くなったなー。
あと、最後のメンバー紹介のとき、最後ホリエアツシでした！って言うときの
後ろのOJが、全力だった。
そういうところも素敵です。

ストレイテナーが、大好きです。
ずっとずっと今が最高。
ああ、去年のこの日も同じ気持ちで帰ったんだよなぁと思いながら、
来年もまたストレイテナーに期待して、ほくほくと帰ったのでした。

このツアー、セットリストが違うらしいから、楽しみですね。
軸は一緒なんだろうけど、また憎いところ変えてくるんだろうなぁって、
ニヤニヤしています。
というかライブ中ずっとニヤニヤしてた気がする。
楽しい！って感情が溢れすぎて、終始笑顔の妖怪。
久しぶりにぐちゃぐちゃになった。びちゃびちゃだったし。
あんまり寒くなくて助かりましたね！

そして、3月の岡山行きまーす！
アルバムのツアーだ。
おしまい！